校長室より

校長挨拶

群馬県立富岡特別支援学校 ホームページへようこそ

 本校は、世界遺産、国宝の「富岡製糸場」に最も近い特別支援学校です。富岡製糸場を真ん中にして、西側400mには小・中学部が、東側400mには高等部があります。市街地にあり、自然豊かで、世界遺産もある立地条件の良好な環境の中で、地域の人々と交流しながら、50名の児童生徒がのびのびと学習しています。

 特別支援学校未設置地域解消のため、平成25年4月、県立みやま養護学校富岡分校として開校しました。平成27年4月1日、群馬県立富岡特別支援学校と校名を変更して単独校となり、さらに平成30年4月1日から高等部が設置されました。今年度開校13年目を迎えました。これから大きく成長していく無限の可能性のある児童生徒が活動している特別支援学校です。

 

本校の特色として

◎「富岡製糸場」縁の絹に係る教育活動の実践

 小学部と中学部では、養蚕体験を実施し絹糸のできるまでを学びます。中学部と高等部の作業学習では、絹織物や組み紐製作等、絹糸を使った製品づくりをしています。

 また、富岡市役所内での喫茶サービスの実践や市内の清掃活動を行うことにより、郷土愛や働く力を育て、社会参加と自立を目指しています。

 

◎交流及び共同学習

 居住地校交流は、小学部と中学部の希望者を対象に行っています。

 学校間交流では、近隣の小学校や中学校、高等学校と交流をしています。レクリエーションを楽しんだり、さつまいも掘りで収穫を喜び合ったり、群馬県世界遺産センター「セカイト」の花壇に花の苗を一緒に植えたりしました。

 お互いの児童生徒にとって貴重な体験となっています。

 

◎令和2年4月から相談支援センターを高等部校舎に設置

 地域の方々からも積極的に活用していただける相談支援センターを目指しています。ぜひご連絡ください。

       友達と仲良く   みんなで協力して   大きな夢を   かなえよう

 保護者の皆様、地域の皆様と共に、児童生徒一人一人の夢の実現を目指し、「この学校で学ぶことができて良かった」と言っていただける学校をつくっていきたいと思います。

 皆様、 どうぞよろしくお願いいたします。

                             令和7年4月                

                              群馬県立富岡特別支援学校 

                                 校  長   松 本 孝 行